We are pleased to announce that we have been selected for the “
FY2024 Supplementary Budget Project for Future-Oriented Co-creation with the Global South (Large-Scale Demonstration Project: ASEAN Member States).”
Through this project, we will establish a closed-loop waste management system on Koh Tao, Thailand.
https://www.deloitte.com/jp/ja/Industries/government-public/information/globalsouth2.html
以下、日本語プレスリリース(PDF)
GOMIソリューションズ株式会社(本社:北九州市小倉区、代表取締役社長 CEO:関山一太、以下「当社」)は、このたび、経済産業省 令和6年度補正予算「グローバルサウス未来志向型共創等事業(大型実証 ASEAN加盟国 第二回公募)」において、当社が提案した「タイ王国/廃棄物の脱焼却・埋立型資源循環経済プラットフォーム実証事業」が採択されたことをお知らせいたします。
本事業は、タイ王国・タオ島を対象に、混合一般廃棄物および既存埋立廃棄物を含む日量20トン規模の廃棄物を処理対象とし、前処理、減容、資源回収、エネルギー回収を組み合わせた循環型廃棄物処理システムの実装・実証を行うものです。焼却や単純埋立に依存しない新たな資源循環モデルの構築を通じて、離島・観光地における持続可能な廃棄物処理の実現を目指します。
「本実証事業の特長と、過去のパラオ実証との違い」
当社はこれまで、パラオにおいて小規模装置(GXB-1)を用いた実証事業を実施し、海洋プラスチックや廃タイヤなどの処理困難廃棄物を対象に、安全かつ確実な処理の実現性や、船上での稼働可能性を検証してまいりました。このパラオ実証は、日量数百kg規模の処理を前提とした技術実証型の取り組みであり、自治体全体の廃棄物処理システムを代替するものではなく、限定的・補完的な役割を担うものでした。
これに対し、今回のタイ・タオ島における実証は、島内で発生する混合一般廃棄物に加え、既存埋立地に蓄積された廃棄物も含めた島全体の廃棄物フローを対象とする大規模実装型の実証事業です。処理規模はパラオ実証と比べて大幅に拡大しており、単なる技術確認にとどまらず、前処理・選別から減容、資源回収、エネルギー回収までを一体的に運用し、社会実装を前提としたモデルの確立を目指します。
また、本事業では、自治体等からの廃棄物処理受託によるTipping Feeに加え、金属類、PET、炭、再生油などの再生資源の売却収益も視野に入れています。これにより、循環型廃棄物処理の事業性、運営管理体制、オペレーションの再現性まで含めて検証する点が大きな特長です。
「補助金の意義と期待される成果」
本事業は、離島・観光地という制約の大きい環境下で、日本発の循環型廃棄物処理技術を実装・実証し、将来的な横展開と標準化につなげることを目的としています。対象となるのは、タオ島全体から発生する1日数十トン規模の廃棄物であり、初期段階においては短期的な収益性のみで事業判断が可能な案件ではありません。
今回の補助金により、前処理・選別から減容・資源回収までを一体化したシステムを導入し、設備導入から実証開始までを概ね1年以内で進めることが可能となります。また、初期投資負担の軽減により民間資金を呼び込みやすくなり、実証後の横展開においても、投資回収期間を10年以内に抑える現実的な事業計画の構築が期待されます。
さらに、本事業を通じて、自治体からの廃棄物処理受託収益と資源売却収益を組み合わせた、持続可能な循環型ビジネスモデルを実運用レベルで確立することを目指します。これに対し、補助金がない場合には、設備規模や処理能力を大幅に縮小せざるを得ず、実証開始までに複数年を要する、あるいは事業着手自体が困難となる可能性があります。その結果、成果は限定的な技術検証にとどまり、他地域への展開や標準化、政策的インパクトも大きく制約されます。
当社は、本補助金を単なる初期投資支援ではなく、本事業を「局所的実証」から「日本発の循環型廃棄物処理モデルの社会実装・国際展開」へと発展させるための重要な推進力と位置付けています。今後も、持続可能な資源循環社会の実現に向けて、国内外での事業展開を加速してまいります。

